研究室の概要

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渡辺研究室は、発酵食品はなぜ健康に役立つのか、様々な角度から発酵食品の魅力と有用性について研究しています。

研究室構成員(2019年度)

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【4年生】 6名

研究室構成員(2018年度)

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【4年生】 7名

研究室構成員(2017年度)

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【4年生】 6名

研究室構成員(2016年度)

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【4年生】 7名









これまでの卒業生はこちら

研究内容

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●新たな機能性を有する微生物の単離と発酵食品への応用
●発酵食品に関するイメージ調査
●酒粕や麹など、日本オリジナルな発酵素材の新規機能性の発見と応用
●醸造微生物の新たな機能性について
●発酵食品の機能性評価について

研究倫理について

科学者(卒論研究をする以上、学生の皆さんも科学者)が研究を進めるうえで必要とされる規範を研究倫理といいます。
科学者の果たすべき責務は、信頼される新たな知の創出であり、それは適正な目的をたて、適切な手段を用いて生み出されるものでなくてはなりません。
従来、研究によって生み出される知見の正確さや正当性は、自らのうちに習慣的に培われた規範と、研究者による相互評価にゆだねられてきました。
しかし、近年は助成金や地位の獲得競争が激しさを増し、実験データの捏造(ねつぞう)や別の研究者の論文を無断で使用するなどの行為が頻発しており、不正を防止するための対策が求められています。


研究倫理に反する行為の典型としては次の3つがあります。

(1)捏造(ねつぞう) fabrication 
存在しないデータや研究結果などをつくること

(2)改竄(かいざん) falsification 
研究資料・機器・過程を変更する操作を行い、データや研究活動によって得られた結果などを真正でないものに加工すること

(3)盗用(とうよう) plagiarism 
他の研究者のアイデア、分析や解析方法、データ、研究結果、論文または用語を、当該研究者の了解もしくは適切な表示なく流用すること

また、これら以外に、同じ研究成果の重複発表、論文著作者が適正に公表されないケースも不正行為と考えられます。


不正行為が行われた場合、告発窓口への通報や申し立ての後、所属研究機関に調査委員会などが設置され、告発内容が調査されます。
こうした調査で研究倫理に反する行為に該当すると認定された場合は、研究開発の中止、研究費の返還、研究課題の申請や研究への参加資格の制限といった措置がとられます。


以上を踏まえ、渡辺研究室では、学生の皆さん一人ひとりに実験記録ノートを一冊ずつ配布しています。
日々の実験で行なったことはメモ書き程度のことでもこのノートにすべて記載するようにしてください。
機器類の印刷生データは、感熱紙の場合、消えてしまうので、必ずコピーしてこのノートに張り付けるようにしてください。
ノートの取り方は、直接指導しますが、基本的に左側をメモ欄、右側を清書欄として記入してください。
このノートは、4年生の間、一年間は皆さんのものですが、卒業時には研究室においていってもらいます。
その他、卒論研究にかかわるPCデータもすべて研究室においていってもらいます。
これらすべて研究倫理に則した形でおこなっていますのでご理解ください。